エコマーク「飲食店」の認定取得

飲食店にエコマークを表示するには?

飲食店でエコマークの認定を取得するには、定められた認定基準を満たすことが要件となります。
認定基準を満たした上で認定審査の申し込みを行い、審査委員会での認定を受けることで、施設にエコマークを表示することができます。

飲食店は身近なサービスの一つであり、消費者の関心も高いことから、環境に配慮した飲食店の普及を通じて情報発信を行うことで、環境配慮行動を後押しすることが期待されます。
エコマーク「飲食店」認定基準では、省エネ・節水などの基本的な環境対策に加えて、食材への環境配慮、食品ロス削減に向けた食べ残しが減るような啓発や運動などの消費者の理解を深める取り組みを評価しています。

1店舗またはチェーン店として複数の店舗を同時にお申込みいただくことが可能です。

エコマーク取得のメリット

  • 店舗の“顔”をエコマークでアピール

    環境に配慮した店舗であることを、認知度が高いエコマークでお客さまにわかりやすく発信できます。

    店舗の“顔”をエコマークでアピール
  • 店内でのコミュニケーション

    メニューなどにもエコマークを表示できます。省エネやオーガニック食材などの、さりげない環境活動をエコマークが引き立てます。

    店内でのコミュニケーション
  • 企業イメージアップ

    エコマークでは、公平性、透明性のもと、第三者による厳格な審査が行われます。第三者認証という信頼性の高さから、企業イメージが向上します。

    企業イメージアップ
  • 地球温暖化防止に貢献

    企業活動における社会的責任の一つである、地球温暖化防止に貢献できます。

    地球温暖化防止に貢献
  • エコマーク取得に取り組んだ結果、省エネ・廃棄物削減 = 利益アップ

    省エネや廃棄物削減はコストダウンに直結しています。売上アップで利益を上げるだけではなく、コストダウンで利益を上げることもできます。

    エコマーク取得に取り組んだ結果、省エネ・廃棄物削減 = 利益アップ

適用範囲申し込みいただける施設・店舗

日本標準産業分類(総務省)に基づく「大分類M‐宿泊業、飲食サービス業 中分類76‐飲食店」を適用範囲としますが、社員食堂、学生食堂なども対象に含めます。ただし、「小分類760‐管理、補助的経済活動を行う事業所」は除きます。

認定までの手続きの流れ

エコマークを使用・表示するにあたっては、「エコマーク審査委員会」で審査を経て、認定を受ける必要があります。エコマークの認定審査の申込から、使用契約の手続きまでの基本的な流れについては、下図の通りです。

まずはエコマーク事務局にご相談ください。基準の内容や必要書類などをご案内いたします。
チェーン店は、複数の店舗をまとめて1件分として申請することもできます。

  • STEP1

    エコマーク事務局にご相談(無料)

    TEL:03-5829-6284月曜日〜金曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時30分〜午後5時30分

    E-mail:sinsei,ecomark.jp

    ※ Zoom等によるオンライン取得相談も承ります。ご利用方法・ご利用の流れはこちら

  • STEP2

    審査のお申し込み

    審査料:44,000円(税込)
    基準は6分野からなり、必須項目の5ポイントを含め26ポイント以上で認定されます。
    申込書とともに、基準に適合していることを示す説明書類などをご提出いただきます。

  • STEP3

    エコマーク事務局による現地確認(オンラインを含む)

  • STEP4

    審査委員会による認定審査(月1回審査)

    認定の場合
  • STEP5

    エコマークの表示開始

    年間使用料:
    1施設 33,000円/2〜9施設 55,000円/10〜100施設 110,000円/101〜500施設 220,000円/501〜2,000施設 550,000円/2,000施設超 1,100,000円(税込)

認定基準

認定基準

【基準の例】(は必須項目、は選択項目の例)

  • 食材を選び、むだなく運ぶ

    輸送距離の削減を意識し、地元の食材を使っている。

    通い箱などを利用し、梱包の削減に取り組んでいる。

  • フードロスを減らす

    食品廃棄物の発生量を把握している。

    小盛メニューや料理の量を調節できることを示している。

  • 省エネ・節水

    エネルギー使用量を把握している。

    LEDなどの省エネ機器を導入している。

  • エコな備品・設備を使う

    特定プラスチック使用製品の廃棄物排出抑制のための工夫をしている。

    食器や箸は繰り返し使用できるものを使っている。

  • エコな店舗運営

    環境に関する法規などを守っている。

    スタッフに環境教育を行っている。

  • お客様とのエコ活動

    エコマークを店内に表示している(認定後)。

    マイ箸、マイボトルなどの持参を推奨している。

(有効期限日 2029年8月31日)

申込に必要な書類

申込には、エコマーク認定・使用申込書、付属証明書、ファイル(写真など)の提出および認定審査料の振込が必要です。提出書類は、以下よりダウンロードしてください。

エコマーク認定・使用申込書

電子メールまたは郵送にてご提出ください。

電子メール:sinsei@ecomark.jp

申込施設一覧 申込施設の住所等は、指定フォーマットに入力してExcel形式のままお送りください。
付属証明書 必要な補足説明書類は、付属証明書の別添として、一緒にご提出ください。
ウェブサイト掲載情報 店舗・施設の写真は、1申込に対して1枚、JPEG形式のファイル(横:縦=3:2)を電子メールに添付してお送りください。

 

認定審査料

エコマーク認定・使用申込書、付属証明書のご提出とあわせ、認定審査料の支払い(振込)が必要です。審査時(申込時)における認定審査料は、以下の通りです。

認定審査料(税込)44,000円

 請求書をご希望の場合には、「電子申請システム」にログインし、必要事項を入力することで電子メール添付にて送付します。(初めてログインする場合には、担当者情報の登録が必要です。)

エコマーク使用契約の締結

認定審査において認定を受けた後、(公財)日本環境協会とエコマーク使用契約を結びます。

エコマーク使用料(年間)は、以下の通りです。

区分 エコマーク使用料(税込)
認定施設数 1施設 33,000円
2〜9施設 55,000円
10〜100施設 110,000円
101〜500施設 220,000円
501〜2,000施設 550,000円
2,000施設超 1,100,000円

※ お申込者において、既に販売商品などでのエコマーク使用契約があっても、それとは別に請求させていただきます。

関連資料

認定基準の制定・改定の履歴

  • 2024年8月1日改定(Version1.3
  • 2023年3月15日 有効期限延長
  • 2022年7月1日改定(Version1.2
  • 2020年9月1日改定(Version1.1
  • 2017年9月1日制定

認定施設

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