エコマークホテル・旅館とは?

エコマークホテル・旅館は、日本で唯一のタイプⅠ環境ラベル※により、環境配慮に優れていると認定された宿泊施設です。
※ISO14024「タイプⅠ環境ラベル」に則って、第三者が環境優位性を認定する制度

エコマークの「ホテル・旅館」認定基準では、廃棄物削減・省エネ・節水・グリーン購入といった一般的な環境配慮に加えて、利用者が滞在中に“エコ”を体感できる環境コミュニケーション活動をはじめとする多岐にわたる基準が設定されています。また、お客様の負担や最新設備の導入を求めるのではなく、日常の業務改善により環境負荷低減につなげることができる項目が多く盛り込まれています。食材あるいは観光情報などについても環境に配慮したものを提供するなど、エコと顧客満足を高いレベルで両立しています。

これらを満足するためには、環境活動に取り組む運営体制がきちんと整っていることが求められます。このため、エコマーク認定ホテル・旅館は環境のみならず、サービス全般にも管理が行き届いています。

基準内容の詳細はこちら

認定基準概要

認定基準項目(1)、(2)、(4)、(5)、(6)について、認定施設の具体的な取組内容は、各施設の紹介ページにて公開しています。

周辺環境への配慮と利用者との環境コミュニケーション

A-1 周辺環境への配慮周辺環境への配慮

  1. (01)施設の立地が影響を及ぼす周辺環境に配慮している。
  2. (02)施設外で行われる環境活動に参加、協力している。

A-2 利用者との環境コミュニケーション

  1. (03)環境方針や取り組みの情報を公開している。
  2. (04)環境に配慮した観光や移動手段についての情報を提供している。
  3. (05)利用者に対し、環境配慮への協力の呼びかけや、環境意識の向上につながる啓発を行っている。
  4. (06)食材の環境配慮について利用者に説明、案内している。
    (簡易な軽食または朝食のみ提供する施設は適用除外)

設備・運営による環境負荷低減

B-1 環境に配慮した施設の運営・管理体制

  1. (07)環境に配慮した施設の運営・管理体制の整備
    • a.環境方針を定めている。
    • b.環境目標および計画を設定し、その達成に向けて取り組んでいる。
    • c.環境方針、環境目標および計画を継続的に改善する体制を整備している。
    • d.環境管理責任者を定めている。
    • e.上記a.〜d.について従業員教育や従業員への周知を行っている。
  2. (08)環境関連の法規を遵守している。

B-2 廃棄物削減・リサイクル

B-2-1 食品廃棄物の削減廃棄物削減・リサイクル
  1. (09)食品廃棄物の発生抑制を行っている。
    (食材のデッドストック防止、宿泊予約数に合わせた調理量の調整など)
  2. (10)食品廃棄物の再生利用を行っている。
    (簡易な軽食または朝食のみ提供する施設は適用除外)
B-2-2 食品廃棄物以外の廃棄物削減
  1. (11)食品廃棄物以外の廃棄物の種類と量を把握し、目標を立てて削減・リサイクルを行っている。
  2. (12)食堂関連の廃棄物削減について
    • ・認定基準に示す取組みを2つ以上行っている。
  3. (13)客室関連の廃棄物削減について
    • ・客室アメニティグッズの包装が、二重包装ではない。
    • ・客室内の家具は、修理・リフォームして長期使用に努めている。
    • ・その他、認定基準に示す取組みを3つ以上行っている。

B-3 省エネルギー省エネルギー

  1. (14)エネルギーの使用量を把握し、目標を立てて削減に努めている。
  2. (15)熱源、照明、空調関係の機器が効率よく動くように、定期的なメンテナンスを実施している。
  3. (16)熱源・熱搬送設備、給排水設備の省エネルギーについて
    • ・認定基準に示す取組みを2つ以上行っている。
  4. (17)空調・換気設備の省エネルギーについて
    • ・不使用室の空調を停止している。
    • ・部屋の設定温度を適正化している。
    • ・その他、認定基準に示す取組みを4つ以上行っている。
  5. (18)照明・電気設備、昇降機の省エネルギーについて
    • ・白熱電球は、電球型蛍光ランプやLEDなどの省エネタイプの電球に代替を進めている。
    • ・不要時間帯、不使用室の消灯を行っている。
    • ・その他、認定基準に示す取組みを6つ以上行っている。
  6. (22)給排水設備の省エネルギーについて
    • ・認定基準に示す取組みを1つ以上行っている。

B-4 節水節水

  1. (19)水の使用量を把握し、目標を立てて使用量の削減に努めている。
  2. (20)給排水設備について、水の使用量削減につながるメンテナンスを行っている
  3. (21)節水手段について
    • ・客室に節水器具、節水型水栓、節水型シャワーヘッドのいずれかを導入している。
    • ・従業員に節水を促している。
    • ・その他、認定基準に示す取組みを2つ以上行っている。

B-5 化学物質

  1. (22)殺菌剤、消毒薬、防虫・殺虫剤は、必要な場合のみ、適正量を使用している。
  2. (23)洗濯、食器洗浄などに使用する洗剤類は、適正な使用量を守って使用している。

B-6 グリーン購入

  1. (24)施設で使用する消耗品に、環境配慮製品を購入している。
  2. (25)備品、耐久消費財、役務に環境配慮製品・役務を使用している。