GEN
タイプⅠ環境ラベルの世界的ネットワーク組織である世界エコラベリング・ネットワーク（GEN）の春季役員会が、4月26日、27日の２日間にわたりオンラインにて開催されました。エコマーク事務局はGENの会計を担当しており、７名の役員と事務局とともに春季役員会に参加しました。
本会議では、2021年のGEN年次総会（AGM）以降のGENの活動を確認するとともに、2022年の作業計画とその進捗について主に議論しました。今年度は、いまだ収束が見込めないコロナ禍の状況を鑑み、ウェビナーなどオンラインでのGENの情報発信や国連環境計画（UNEP）などの国際機関との連携を深めていく方針です。その他には、GEN内部監査システム「GENICES」の実施状況、2022年のAGMや一般公開セミナーの企画などが議論されたほか、エコマーク事務局からは2020年のGEN会計状況について報告を行いました。
また、ISO14024に基づくタイプⅠ環境ラベルのより一層の普及を目指し、その取組を広くPRするに設定する今年の世界エコラベル・デーを10月14日に決定し、GENとタイプⅠ環境ラベル運営機関を中心としたイベント等の様々な施策を実施していく予定です。
エコマーク事務局は、GENが設立した1994年から発起団体の一つとして、また会計担当者として運営に関わっており、2022年4月現在、GENには37団体が加盟し、世界55以上の国や地域でタイプⅠ環境ラベル制度が展開されています。
