2021.10.29イベント・セミナー
※講演者プロフィールを公開しました。(2021年11月19日)
※1日目(11月25日)の講演資料を公開しました。
※2日目(12月2日)の講演資料を公開しました。
世界的にプラスチックに係る資源循環政策が強化される中、資源循環にいち早く着目してきた日本にとって、優れた環境技術は環境配慮型製品の国際展開にとって大きな強みとなります。2021年6月には「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(略して「プラスチック資源循環法」)が公布され、プラスチック資源循環の取組がより一層加速していくことが期待されます。
そこで、製品及びサービスの海外展開に関心がある国内の企業及びステークホルダーに対する情報支援を目的に、オンライン国際セミナー「世界のグリーン公共調達と環境ラベルの最新動向」(日英同時通訳)を11月25日(木)、12月2日(木)の2日間にわたり開催します。
世界的な環境意識の高まりを受け、国や公的機関が率先して環境配慮型製品を購入し、グリーン市場の誘導を図る「グリーン公共調達(GPP)」が世界的に拡大しており、GPPを新たに導入しようとする新興国に対しては、国連環境計画(UNEP)を始めとする多くの国際機関が技術協力等の支援を行っています。そして各国のGPPでは、調達の目安として環境ラベルが広く活用されています。特にEUでは、再生材料の使用促進や省資源、廃棄物の発生抑制、再使用、製品設計や修理可能性の向上による製品の長寿命化など資源循環を促進するサーキュラー・エコノミー・アクションプランが2015年に公表され、GPPが重要施策の一つとして位置付けられました。また、プラスチック廃棄量の増加や海洋プラスチックごみ問題を背景としたプラスチックの規制強化がGPPにも反映される可能性が指摘されるなど、国際市場への影響が注目されています。2020年に公表された新しいサーキュラー・エコノミー・アクションプランでは、ISO14024に則ったタイプⅠ環境ラベル「EUエコラベル」に再生可能な素材や再生材料に関する基準を盛り込むことが明記されており、同様の取組がEU加盟国のタイプⅠ環境ラベル制度にも波及することが予想されます。
本セミナーでは上述の背景を踏まえ、「GPP/環境ラベルとプラスチック資源循環」をサブテーマとし、サーキュラー・エコノミー・アクションプランやEUエコラベルを所管する欧州委員会(EC)のほか、IT機器を対象としたスウェーデンのタイプⅠ環境ラベル「TCO Certified」を運営するTCO Development、そしてドイツのタイプⅠ環境ラベル「ブルーエンジェル」を所管する連邦環境庁(UBA)の海外専門家より、各国の最新動向を詳しく解説していただきます。さらに、日本国内の専門家よりプラスチック資源循環政策を取り巻く日本やEUの環境政策について講演いただきます。
日時:11月25日(木)15:30~17:30
会場:オンライン(ZOOM)
※日本語同時通訳あり
日時:12月2日(木)15:30~17:30
会場:オンライン(ZOOM)
※日本語同時通訳あり
講演者のプロフィール
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