2013.10.23イベント・セミナー
環境配慮型製品の普及を購買面で支援する仕組みとして、日本では国等の機関に対して環境に配慮した製品の公共調達を実施することを定めた「グリーン購入法」があります。日本における国の調達規模は約8兆円、地方公共団体の調達規模は約15兆円(平成21年度決算ベース)になっており、市場でも無視できない規模となっています。
世界各国でも同様のグリーン公共調達制度が展開されていますが、国ごとにその制度設計や実施方法に違いがあり、アジアの各国では、グリーン公共調達制度とタイプI環境ラベル制度が密接に結びついているケースもあり、これらを正しく理解することは、その国の市場で製品を展開するために必要な情報の一つと考えられます。
本セミナーでは、アジアの環境ラベル機関を代表して、中国・韓国・タイから専門家をお招きし、各国のグリーン公共調達および環境ラベル制度の概要とその制度の違いについて紹介します。
※多数のご参加ありがとうございました。
◆日時:12月12日(木)14:00-16:30
◆会場:東京ビッグサイト 会議棟6階 610会議室
◆主催:日本環境協会
◆費用:無料
◆言語:英語(日英の同時通訳あり)
<プログラム>
1. 開会の挨拶
2. エコマークにおける海外相互認証の取り組みについて
大澤 亮 (公益財団法人日本環境協会エコマーク事務局)
3. 韓国のグリーン公共調達制度と韓国環境ラベルについて
Mr. Moon-ju Ko(韓国環境産業技術研究院(KEITI))
4. タイのグリーン公共調達制度とタイグリーンラベルについて
Ms. Sirithan Pairoj-Boriboon(タイ環境研究所(TEI))
5. 質疑応答
6. 閉会
<参考>
中国のグリーン公共調達制度と中国環境ラベルについて
中国からの発表は都合により行われませんでしたが、資料のみ公開します。
お問い合わせ先:
エコマーク事務局 電話:03-5643-6255 E-mail:seminar@ecomark.jp