2019.10.28ニュースリリース
(公財)日本環境協会 エコマーク事務局(住所:東京都千代田区、理事長:森嶌 昭夫)は、10月25日付で新たに39施設の店舗・ホテルをエコマーク認定し、これにより「小売店舗Version2」の認定が531店舗、「ホテル・旅館Version2」の認定が15施設まで拡大したことをお知らせします。
エコマーク認定の小売店舗やホテル・旅館が普及することで事業者の環境配慮の取り組みが進むとともに、そのお店や宿泊施設を利用する消費者を巻き込んだ国民全体での環境意識の高まりへ広がっていくことが期待されます。
今回認定を受けた店舗は、三重県南部から北中部、伊賀、名張にスーパーマーケットを展開する株式会社ぎゅーとら全30店舗です。同社は環境活動への取り組みも早く、2000年以前から買い物袋の持参運動やお客様にポイントを付与し、トレー回収をするなど環境活動に積極的に取り組んできました。また、最近ではフードバンク活動※にも取り組んでいます。今回の認定は、エコマーク商品などの環境配慮型商品を幅広く揃えるとともに、地場産商品を積極的に販売していることや、マイバック持参運動によりレジ袋の辞退率が90%前後で推移しているなど消費者と一体となって環境に配慮した活動を推進している点などが評価されました。
今回認定を受けた施設は、株式会社スーパーホテルと穴吹エンタープライズ株式会社の9施設です。
株式会社スーパーホテルは、環境省認定の「エコ・ファースト企業」でもあり、「安全・清潔・ぐっすり眠れる」というコンセプトのもと、ローコストでハイクオリティなサービスを提供する宿泊特化型ホテルです。(国内137、海外3施設に展開:2019年9月現在)今回認定を受けた施設は、特に環境配慮やロハスに取り組んでいる7施設です。
穴吹エンタープライズ株式会社は、香川県を中心に7つの宿泊施設を運営しており、2019年8月にチサングランド高松(https://chisungrand-takamatsu.anabuki-enter.jp/)で初めてのホテル認定を受けています。今回認定を受けたホテルは、高松国際ホテル、リーガホテルゼスト高松の2施設です。同社は、エコアクション21の認定を受けているほか、食品ロス削減・リサイクル、省エネ・節水などをはじめ、宿泊者とのコミュニケーションを重視した環境活動に積極的に取り組んでいます。
認定基準などは、エコマーク事務局ウェブサイト認定基準のページにて公開しています。
ニュースリリース(2019年10月28日)