2021.02.01ニュースリリース
エコマークは、清掃サービスを対象とする認定基準を2月1日付で制定し、認定審査の申込受付を開始しました。
建築物を長く快適な状態に維持するために、ビルメンテナンス業務(清掃管理、設備管理、警備等)が果たす役割は重要です。その中で、清掃管理業務は、洗浄剤等の化学物質の使用やその廃液の処理を行うなど、環境との関わりが大きい分野です。 昨今、「持続可能な開発目標(SDGs)」をはじめとした、社会・経済・環境面を考慮した持続可能な社会形成が重要とされておりますが、清掃管理業務においては、環境配慮型の清掃用器具・資材の使用や、省エネ、化学物質管理、適正な廃棄物処理などの環境配慮の取り組みが始められています。
今回制定された認定基準では、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」における「特定建築物」を清掃するサービスを対象としており、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)」の基本方針で定めている「役務」の「清掃」にも対応しています。
エコマークの認定を開始することで、清掃業務を行う事業者の環境配慮の取り組みが業界全体で浸透していくとともに、入札などで建築物所有者等にも環境配慮型の清掃業務として、エコマークが活用されることを目指しています。
認定基準書は、No.510「清掃サービス」 ページに掲載しています。
ニュースリリース(2021年2月1日)