2021.06.21ニュースリリース
エコマーク商品類型 No.164「海洋プラスチックごみ、漁業系プラスチック廃棄物を再生利用した製品 Version1」認定基準において、株式会社ジャパックスのごみ袋が第一号の認定を取得しました。
今回エコマークの認定を受けた商品は、以下の通りです。
プラスチック製ごみ袋「環境袋策+」には、沖縄県久米島に漂着した海洋プラスチックごみ(カゴ、ボトル等)を原料にリサイクルした再生プラスチックを10%配合しています。残りの90%についても、再生プラスチック(海洋プラスチックごみ以外の再生プラスチック)を使用し、100%再生プラスチックを使用したごみ袋の製品化を実現しました。また、本商品はグリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)のプラスチック製ごみ袋の判断の基準にも合致しています。
今回のエコマーク認定商品は、2021年7月より同社にてインターネット販売されるとともに、商品製造趣旨に賛同いただける国内ビーチクリーン活動団体には無償提供される予定です。
海洋プラスチックごみ汚染が世界中で深刻な問題となっている中、SDGs(持続可能な開発目標)においても、目標14「海の豊かさを守ろう」のターゲット14.1で2025年までに大幅に削減することが掲げられています。日本でも2019年5月に「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」が公表され、行政にとどまらず、事業者ならびに消費者にもその取り組みの推進が求められています。
日本環境協会が運営するエコマークでは、海洋プラスチックごみ対策に特化した、世界で初めての環境ラベル認定基準1となる、エコマーク商品類型No.164「海洋プラスチックごみ、漁業系プラスチック廃棄物を再生利用した製品Version1」認定基準を2021年2月に制定し、認定を開始しました。
認定基準書は、No.164「海洋プラスチックごみ、漁業系プラスチック廃棄物を再生利用した製品」ページで公開しています。
ニュースリリース(2021年6月21日)