エコマーク誕生から35年、はじめてのお色直し
2024.12.06ニュースリリース
公益財団法人日本環境協会が運営するエコマークは、エコマークロゴデザインのリファインを行い、12月6日より新しいシンボルの使用を開始します。ロゴデザインの変更は、1989年のエコマーク誕生から35年ではじめてとなります。
ニュースリリース(2024年12月6日)
エコマークロゴについて
エコマークのロゴは、消費者に身近な文房具や日用品などでよく目にすることができるほか、多種多様な商品分野で53,000以上の商品・サービスが認定されています。最新の調査では、日本国内でのエコマークの認知度は8割以上であり、年代別では20~30代の9割以上がエコマークを知っています。
エコマークは、「私たちの手で地球を、環境を守ろう」という願いを込めて「環境(Environment)」および「地球」(Earth)の頭文字「e」を表した人間の手が、地球をやさしくつつみ込んでいるすがたをデザインしたものです。このマークは、日本環境協会が1988年に一般公募したデザインの中から、環境庁長官賞として選ばれた作品をもとに制定されました。
そして今回、これまで親しまれてきたマークの色や形を継承しつつ、1989年のロゴ作成当時には想定していなかったウェブ等での使用を念頭に、現代的な表情にアップデートしました。
エコマークの原型をほぼ維持し、基本色・枠線の太さ・地球を抱える指の太さの変更や、地球の反転などを施しています。
エコマークデザイン支援
このたびのエコマークロゴのリファインでは、株式会社GKグラフィックス 代表取締役社長 木村雅彦氏、多田妃呂実氏をはじめ、同社デザイナーにサポートいただきました。
新ロゴの使用開始
2024年12月より順次使用を開始します。なお、従来のエコマークロゴは今後も併存します。