商品類型No.114「紙製の包装用材 Version2」では、古紙を利用した粘着テープや荷造り用の紙ひもや緩衝材、紙トレーなどを対象としています。
日本国内の紙・板紙の生産量は、1年間で約2,500万tです。消費量を国民一人当たりに換算すると1年間に約200kgにもなります。紙の原料に使用される木材の多くは海外から輸入されており、国内では紙資源を循環(リサイクルの推進)することが重要です。また、古紙の利用以外にも、原木の伐採にあたり森林に関する法令に照らして合法なものであることが生態系保全の観点からも重要です。
この認定基準では、古紙パルプの配合率のほかにも、製品に使用する蛍光増白剤や着色剤、パルプの漂白に使用する薬剤などの使用制限、紙にリサイクルするために阻害となる物質を含まないことも評価しています。また、大気等への環境影響を軽減する観点から、紙粘着テープの粘着剤の塗工時に有機溶剤を使用しないことなどを求めています。
(有効期限日 2026年6月30日)