商品類型No.130「家具Version2」では、棚や収納用什器などのオフィス家具、一般家庭でも使用される学習机やソファーなどの家具など幅広く対象としています。
家具は、木材、プラスチック、紙、金属など多種多様な材料を使用しており、材料の生産加工から部品製造、塗装、組み立てに至るまで多くの工程を経て造られているため、環境に対して様々な影響があります。そのため、ライフサイクルの観点より、資源採取の側面だけでなく、製造段階での塗料、接着剤などの化学物質の使用、長期使用設計や使用後の廃棄・リサイクルにも配慮することが重要です。
この認定基準では、間伐材などの再・未利用木材、再生プラスチック、古紙パルプなどの再生材料の使用や金属製品のリデュース・リサイクル配慮設計と回収・リサイクル体制、長期使用に係る修理体制の構築以外にも、新たな評価項目として、森林認証木材、植物由来プラスチック、エコレザーを追加しています。また、シックハウス対策として、ホルムアルデヒド☆☆☆☆等級に相当する塗料および接着剤の使用、VOCの4物質の規制など厳しい要件を規定し、環境および人に配慮した家具を認定しています。
(有効期限日 2028年5月31日)
「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)」に基づく「環境物品等の調達の推進等に関する基本方針」のオフィス家具等12品目(いす、机、棚、収納用什器、ローパーティション、コートハンガー、傘立て、掲示板、黒板、ホワイトボード、個室ブース、ディスプレイスタンド)、ベッドフレーム、マットレスおよび日本標準商品分類における家具(たんす、戸だな、たな、箱、フォノキャビネット、机、テーブル、鏡台、台、いす、ベッド、マットレス、ロッカー、器物台など)