商品類型No.156「便器などの衛生器具Version1」では、節水性に優れた便器などを対象としています。
水は、私たちの日々の生活だけでなく、自然に大きな恵みを与えて生物の多様性を保全し、良好な自然環境を維持するためにも非常に重要であることは言うまでもありません。水の有効利用は、自然環境における様々な問題の軽減だけでなく、上下水道で使用される電力の節約や下水処理の汚泥量の低減、さらには節水する人にとっても経済的メリットとなります。節水を通じて、消費者の環境意識の向上も期待できます。
この認定基準においても、使用段階における水使用量の削減を重視していますが、節水と洗浄性能あるいは使い心地にはトレードオフの関係があり、単に水使用量を削減すればよいというわけではありません。このため、節水基準の設定にあたっては、機器の設置条件や使い心地などを総合的に考慮しています。また、省資源、省エネ、有害物質の制限などの幅広い観点から評価を行うことで、製品のライフサイクル全体を通じて環境に配慮した便器などを採り上げることを目指しています。
(有効期限日 2027年12月31日)