商品の認定基準

No.160 廃食用油を使用したバイオディーゼル燃料およびその副生物を使用した製品Version1.1

この類型の認定一覧

本商品類型では、廃食用油を使用したディーゼルエンジン用燃料および、その製造時に発生する副生物(グリセリン)を利用した製品を対象としています。

自動車・重機・発電機などのディーゼルエンジン用燃料には、石油を原料とする軽油が使用されます。その代替燃料となるバイオディーゼル燃料は、植物油(廃食用油)を原料とするため石油使用量を削減でき、各種の研究結果では原料採取から燃焼までの CO2排出量も軽油より少ないとされています。また、家庭や飲食店などから排出される廃食用油のリサイクルは、身近な環境教育にもつながります。なお、製造時の有害物質の適正処理、燃料の安全使用のための情報提供・品質も評価しています。

一方、副生グリセリンは有効活用が課題となっています。その再生品の普及により、グリセリンの廃棄削減が期待されます。また、同じ用途の従来品と比較して製品ライフサイクルでの環境負荷も少ない製品を認定対象としています。

(有効期限日 2029年7月31日)

エコマーク商品画像

適用範囲

A. 廃食用油を使用したバイオディーゼル燃料

廃食用油由来の脂肪酸メチルエステルを使用したディーゼルエンジン用の燃料(自動車用、建設機械用、発電機用など)

B. バイオディーゼル燃料の副生物を使用した製品

バイオディーゼル燃料製造時の副生物(副生グリセリン)を使用した水処理用脱窒剤

関連資料

認定基準の制定・改定の履歴

  • 2023年3月15日 有効期限延長
  • 2021年2月1日改定(分類B追加) Version1.1
  • 2017年8月1日制定

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