商品の認定基準

No.165 合成燃料(バイオディーゼル・GTL燃料)Version1.0

この類型の認定一覧

本商品類型では、自動車・重機・発電機などのディーゼルエンジンの燃料に使用される軽油の代替燃料として、油脂から生成した炭化水素から成るバイオディーゼル燃料、およびGTL(Gas to Liquids)燃料を対象としています。

油脂から生成した炭化水素から成るバイオディーゼル燃料は、廃食用油や植物油、微細藻類由来の油脂等を水素化処理した炭化水素から成る燃料で、廃棄物の有効利用、バイオマス原料の持続可能性などを評価しています。

GTL燃料は、天然ガスを一酸化炭素と水素に分解後、フィッシャー・トロプシュ(FT)合成反応を経て生成した炭化水素油を水素化処理した燃料で、使用時の窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)の排出量が軽油と比較して少ないことを評価しています。また、いずれも軽油と比較してライフサイクルでの温室効果ガスの排出量が少ないことも要件となっています。

(有効期限日 2028年1月31日)

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適用範囲

A. 油脂から生成した炭化水素から成るバイオディーゼル燃料

廃食用油、微細藻類由来などの油脂から生成した炭化水素から成るディーゼルエンジン用燃料(自動車用、建設機械用、発電機用など)。またはそれを軽油と混合したディーゼルエンジン用燃料

B. GTL燃料

GTL(Gas to Liquids)燃料(天然ガスを一酸化炭素と水素に分解後、フィッシャー・トロプシュ(FT)合成反応を経て生成した炭化水素油を水素化処理した燃料)

関連資料

認定基準の制定・改定の履歴

  • 2023年1月5日制定

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