エコマークの普及活動報告

　タイ・バンコクでドイツ国際協力公社（GIZ）によって2023年８月29日、30日に開催された国際ワークショップ「Green Public Procurement and Ecolabel for Circular Economy」の初日にエコマーク事務局もオンライン参加しました。

GIZは、東南アジア地域を対象に、各国にあるエコマークと同じタイプⅠ環境ラベル制度を支援するとともに、同地域のグリーン公共調達を支援するプロジェクトを2013年から実施しています。さらに2019年からは、上述の制度がまだ未整備であるブータン、カンボジア、ラオス、スリランカ、ベトナムのほか、同地域で最も取組が進んでいるタイを加え、制度支援を実施する新しいプロジェクトを立ち上げ、継続的な支援を続けています。

　本ワークショップでは、環境ラベル機関の協力体制の一つの手法である相互認証について、エコマーク事務局に対して講師依頼があり、相互認証の概要をはじめ、運用方法や相手機関との協議方法などノウハウや知見を発表致しました。環境や持続可能性に取り組むことが世界的にも一般化する流れが加速するなか、相互認証を活用した国内市場の活性化等について参加者と議論を交わしました。