イベント・セミナー
2021年7月6日(火)に、エコマーク・CSOネットワーク共催オンラインセミナー『サステナブル経営における社会面の取り組みとは? ~事例から学ぶESGのS(Social/社会) 中小企業編~』を開催しました。
はじめに一般財団法人CSOネットワーク 梁井 裕子 氏より、「今、企業に求められる人権・労働への取組み~SDGsが目指す持続可能な社会の実現に欠かせない視点を確認する~」と題した発表がありました。国連が2011年に承認した「ビジネスと人権に関する指導原則」や持続可能な開発計画(SDGs)など、社会面を取り巻く世界的情勢を解説いただいたのち、ビジネスと人権への取組の重要性についてもご紹介いたしました。
次に事例発表として、三承工業株式会社 ダイバーシティ推進室 SDGs担当 神田 純代 氏よりご発表いただきました。現在は、「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞するなど、SDGsに積極的に取り組んでいるものの、取組以前のリアルな状況を紹介していただくとともに、どのように課題に取り組まれてきたのか丁寧に解説いただきました。
同じく事例発表として、株式会社山下工芸 営業部 専務取締役 山下 浩次郎 氏より取組をご紹介いただきました。株式会社山下工芸は、地域で問題となっていた放置竹林に着目し、その竹を活用した製品を開発するなど、製品開発を通した社会貢献の取組を共有いただきました。
当日は日本全国から多くの皆さまにご参加いただき、社会面の取組に対する関心の高さがうかがえました。
エコマークでは、引き続きオンラインセミナーを開催してまいります。