エコマークの普及活動報告

2023年 日中韓環境ラベル実務者会議

相互認証

 2023年9月14日、15日の二日間にわたり、日中韓環境ラベル実務者会議が4年振りに韓国・ソウルにて対面で開催されました。本会議は、日本、中国、韓国のタイプI環境ラベル機関が相互協力の発展について協議する場として、2004年より毎年開催されています。

 今年度の会議では、「木材・プラスチック再生複合材」の共通基準について基本合意に至り、各機関で最終的な調整を行ったうえ、早期の合意書締結に向けて継続的な意見交換を進めていくことを確認致しました。

 本共通基準は、日本エコマーク基準「No.137 建築製品(外装・外構工事関係用資材)、D-2. 木材・プラスチック再生複合材」)」と韓国基準「EL726 : 2020 Wood Plastic Composite Products」、中国基準「HJ 2540-2015 Wood Plastic Composites Products」を対象としており、合意書の締結に至ると三カ国間では15品目目の共通基準となります。


その他には、各国の最新動向の共有をはじめ、2024年度以降に取り組む対象カテゴリー、各国のバイオマスプラスチック政策に基づく各機関のプラスチック関連、及び有害物質に関する各国の政策や取組について活発な情報交換が行われました。
 

開催概要

日時:
2023年9月14日(木)〜15日(金)
場所:
韓国・ソウル

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