相互認証
2023年10月27日(金)、ドイツ・ブルーエンジェルの認証機関であるRAL gGmbH(ドイツ品質保証・表示協会)を訪問し、相互認証協議を行いました。
ドイツ・ブルーエンジェルとは、2014年に相互認証の基本協定を締結し、2015年に画像機器基準(エコマーク:No.155「複写機・プリンタなどの画像機器」、ブルーエンジェル:RAL-UZ171「Office Equipment with Printing Function (Printers and Multifunction Devices)」)の共通基準に合意し、相互認証が開始されました。その後、ブルーエンジェル基準が改定されたことを受けて、2018年に共通基準も更新されました。今回は、ブルーエンジェルの最新基準DE-UZ219の制定を受けて、改めて共通基準の再設定を行うため協議を実施しました。
今回の議論の結果を踏まえ、ブルーエンジェルの運営機関の一つであるドイツ連邦環境庁(UBA)との確認を経て、新しい共通基準にて運用が開始される見込みです。
その他には、相互認証の対象カテゴリーの拡大や欧州の環境ラベルや環境主張を規制する法制度の動向など、環境ラベルに資する最新動向について両機関で情報共有を行ったとともに、継続的な情報交換を行っていくことについても確認しました。