相互認証
今年の日中韓環境ラベル実務者会議は、2024年9月26日、27日の二日間にわたり、中国・北京にて開催されました。本会議は、日本、中国、韓国のタイプI環境ラベル機関が相互協力の発展について協議する場として、2004年より毎年開催されています。
今年度の会議では、「床材」の共通基準について基本合意に至り、各機関で最終的な調整を行ったうえ、12月での合意書締結に向けて継続的な意見交換を進めていくことを確認致しました。
本共通基準は、以下の基準を対象としており、合意書の締結に至ると三カ国間では16品目目の共通基準となります。
<日本エコマーク基準>
No.115 間伐材、再・未利用木材などを使用した製品 B. 屋内用品
No.123 建築製品(内装工事関係用資材)A-1 木質フローリング、C-6 ビニル床材、C-7 タイルカーペット
<韓国環境ラベル基準>
EL246.Indoor Floor Covering
<中国環境ラベル基準>
HJ-571 Wood based panels and finishing products
HJ 2546-2016 Textile products
共通基準の議論に加え、各国の最新動向の共有をはじめ、2025年度以降に取り組む対象カテゴリー、各国のEPD(製品環境宣言)制度、グリーンウォッシングに関する各国の政策や取組について活発な情報交換が行われました。